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歯医者=治療に終止符へ。

皆さん、こんにちは。

突然ですが、質問です!

あなたは歯医者に何をしに行きますか?

っつたりめーだろ!歯の治療に決まってんだろ!って声がちらほら聞こえてきそうです。

もちろんメンテナンス来られる方も多いのも事実ですし、時代は予防全盛の時代(というか、治療にならないのが良いのは、今も昔も変わらない)です。

確かに時代は進み、1人あたりの生涯の虫歯の経験本数は圧倒的に減りました。

1. 昭和時代(1970年代〜1980年代):むし歯の洪水時代

12歳時点:約4.5〜5本(昭和59年で4.75本)

20歳時点:約6〜8本

背景: 甘いお菓子の普及に対して予防の知識が追いついておらず、子どもの口の中は虫歯だらけという状態が珍しくありませんでした。20歳になる頃には、奥歯の多くが銀歯になっているのが一般的な時代です。

2. 平成時代(1990年代〜2000年代):予防への意識改革

12歳時点:4本台から1本台へ激減(平成元年で4.30本 → 平成の終わりには約0.8本へ)

20歳時点:約2〜4本

背景: 1989年(平成元年)に「8020運動(80歳になっても20本以上自分の歯を保とう)」がスタートしました。学校での歯科検診の充実や、歯磨き指導が徹底されるようになり、虫歯の数がみるみる減少していきました。

3. 令和の現在(2020年代〜):過去最少を更新中

12歳時点:0.55本(令和5年度データ・過去最少)

20歳時点:約1〜2本(「虫歯ゼロ」で成人を迎える人も多数)

背景: 12歳児の虫歯経験数は1本を下回っており、昭和の終わりから比べると約10分の1にまで減少しています。現在では、20歳になっても「治療の跡が一つもない(虫歯ゼロ)」という人が珍しくなくなりました。

では、虫歯が減っていくこれからの時代、歯医者は一体何をする場所なのでしょうか? 今日は、歯医者の「本当の仕事」についてお話しさせてください。

歯医者が守っている「3つの脅威」

令和のこの時代、歯医者の仕事は単に「開いた穴を埋めること」ではありません(もちろん穴が開いた歯の治療はしますよ)。大きく分けると、以下の3つの要素から歯を守り、ひいては皆さんの「全身の健康」を守ることが本来の役割です。

そして、これらを予防・改善する方法は、実はとてもシンプルなのです。

1. 虫歯

予防の鍵:【生活習慣】

甘いものの摂り方や食事のタイミングなど、日々の生活習慣を整えることが最大の予防になります。

2. 歯周病

予防の鍵:【毎日の歯磨きとプロのケア】

正しいブラッシング技術の習得と、ご自宅では落としきれない汚れのケアが重要です。

3. 歯ぎしり・食いしばりなどの「力」👈見落とされがち

予防の鍵:【生活習慣指導と正しい顎の発育】

無意識の癖を改善する指導や、そもそもの原因とならないよう、子どもの頃からの「正しい顎の発育」を促すことが非常に大切だと分かっています。

歯医者は「治療する場所」から「健康を育む場所」へ

これまでは、「歯が痛くなったら、治療をしに行くところ」という認識が当たり前でした。

しかしこれからの時代は、「赤ちゃんの頃から関わり、家族みんなでジムや学校の様な感覚で使ってもらえる、健康に過ごすための場所」へと変わっていきます。国の方針もそうなっています。施設ごとの規模間の違いはあれど、よほどの専門に特化した医院ではなければ虫歯を削って埋めるだけでは価値を失っていきます。

そして歯医者がそのような場所になれば、もう「痛くて怖いところ」ではありません。「ただの治療施設」でもありません。

さらに予防のほうが圧倒的にコストは下がるため、生涯で口にかける出費は減ります。

病気じゃない時間が増えれば、自分の好きに使う時間も増えます。

家族と過ごす時間も増えます。

仕事で稼ぎたければ、そのための時間も生まれます。

おいしくご飯もたべれます。

楽しく友達と飲みにもいけます。

野郎の諸君はきっと女性にもモテます(知らんけど!)

つまり何が言いたいかというと、「予防」をすることが最終的には「物心ともに」人生が豊になります。

「未病(みびょう)」を当たり前の文化に

病気を発症してから治す(治療中心)のではなく、病気を発症していない状態(未病)をいかに維持するか(予防中心)。

これからの歯科医療は、この「未病」の状態を保つことこそがスタンダード(標準)であり、それが当たり前の「文化」として根付く社会を作っていきたいと私は願っています。

「最近、歯医者に行っていないな」 「痛みはないけど、自分の歯や顎の状態はどうだろう?」

そう思われた方は、ぜひ一度、治療ではなく「今の健康を知るため」に是非近隣の歯科でも良いので歯医者へ行ってみてください。

では!

次回:ー1歳から歯医者!?

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