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歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり、食いしばりについてどのくらいの方が
問題意識を持たれているでしょうか?

実は歯ぎしり、食いしばりは以下のような問題を起こしてくる可能性がある症状なのです。

お口や顎に与える悪影響

  • 虫歯や歯周病のリスクになる
  • 歯が割れる可能性がある
  • 知覚過敏を引き起こす場合がある
  • 顎関節症を引き起こす場合がある
  • 頭痛などの身体の不調を起こす場合がある
  • 歯並びの不正を引き起こす

原因

歯ぎしり・食いしばり単一の理由から起こることは稀で、大体の方が複数の理由を持ち合わせています。
現時点でわかっている代表的な原因は以下の通りと言われておりますが、実は正確な原因は未だに特定されていません。

  • ストレス

    ストレスと聞くと人間関係やお金の問題などわかりやすいストレスもあれば、季節の変化や身の回りの環境変化などもあります。
    また意外かもしれませんが趣味で合ったとしてもジャンルによってはストレスになる場合もあります、その際にストレス反応として歯ぎしり・食いしばりが生じる場合もあります。

  • 睡眠障害

    睡眠の質が低下することにより歯ぎしり、食いしばりがでやすいと言われておりますが、細かなメカニズムはわかっておりません。

種類

歯ぎしりというと、寝ている間に特有の「歯ぎしり音」がすることをイメージしますが、歯ぎしりは、大きく分けると以下2つに分けられます。

  • グラインディング
    (歯ぎしり)

    いわゆる歯ぎしりとしてイメージのもので、ギリギリと歯を擦すり合わせる最も一般的で頻度の高いもので、周囲の方に指摘されることで自覚できます。
    上下の歯を強く噛んだ状態で横に滑らせこすり合わせる動きにより生じ、歯に最もダメージを与える歯ぎしりで、歯の磨耗まもうが大きく歯が擦すり減って平らになってしまう特徴があります。
    音のしない歯ぎしりをする人もいるため自覚がない場合もあります。

  • クレンチング
    (食いしばり、噛み締め)

    上下の歯を強い力で噛み締めることで起こる、グラインディングとは違い横に擦すり合わせない歯ぎしりです。
    力を入れる時に食いしばるように、寝ている時に力が入って食いしばってしまう行為で、音が出ないために自覚している方は殆どいません。

治療法

  • 生活習慣指導

    生活習慣についての問診を行い、歯ぎしり・食いしばりの原因を特定していきます。

    悪い生活習慣がないか、日常生活の中で過剰なストレスがかかっていないかなど、細やかな問診を行っていきます。

  • マウスピース

    当院では「オクルーザルスプリント」という硬めのマウスピースを用いて歯ぎしり・食いしばりから歯の保護をします。
    これはあくまで対処療法ですので生活指導を軸に根本的な解決を目指します。

  • 歯列矯正

    歯列矯正は歯ぎしり・食いしばりを予防するものではありませんが、乱れた歯並びの状態で歯ぎしり・食いしばりが起こると特定の歯を痛めてしまう恐れがあります。
    ですので生活習慣指導を行いつつも矯正治療を提案させていただく場合があります
    当院では矯正治療を行っていません、ご希望の場合は紹介させていただく流れとなります。

こんな方はご相談ください

  • 周りから歯ぎしりを指摘される方
  • よく歯が欠ける
  • 詰め物や被せ物が外れる
  • 顎の関節が痛い
  • 肩こりがひどい方

よくある質問

歯ぎしり、食いしばりの根本的な治療はできますか?

歯ぎしり、食いしばりの根本的な治療ができるかは、それらが生じる原因によって異なります。
さまざまな要因が合わさり、歯ぎしりや食いしばりとして症状が現れることも多くあり、根本的な治療が困難であるケースも少なくありません。

歯ぎしりを指摘されましたが自覚はありません。

歯ぎしりは就寝時に生じるケースが大半であるプラス、日中でも作業などに無意識に歯ぎしりをしているケースもあります。
そのため、顎の骨の形態や歯の状態・歯並びの状態・顎の筋肉の状態などを診て、食いしばりや歯ぎしりが発覚する場合も多くあります。
そのため自覚がない場合でもお気軽にご相談ください。

朝起きると顎が疲れています。なぜですか?

就寝時に歯ぎしりや食いしばりを行っている可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりによって歯や顎に負担がかかっている可能性もあるため、一度歯科医院を受診して状態を確認し、必要に応じて処置や対策を行いましょう。