小児矯正
当院での小児矯正は特殊な装置を用いて顎の成長、
または呼吸機能の正常な発育をサポートするものになります。
またどうしても顎の大きさと歯の大きさの不調和が生じ
将来的に歯列矯正が必要となった場合でも、何もしなかった場合に比べ治療費や治療期間、
そしてなにより患者さん自身の治療による負担を軽減する可能性が高くなります。
治療時期について
最適なタイミングは小学校に上がる(6歳)ころですが、上顎の成長が期待できる間は適用となるため、早めのご相談をお願い致します。
メリット
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発育面にプラス
当院では「マイオブレス®」という既製のマウスピースと必要に応じて用いる拡大床、筋機能療法を用いて呼吸および顎の成長発育をサポートしていきます。
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健康をサポート
歯並びも正常に発育してくれれば虫歯や歯周病のリスクを避けることもできます。
また歯列不正によって特定の歯が損傷することを予防することができます。 -
見た目の改善効果
顎の骨の成長や、歯列の正常な発育が行われると顔つきや姿勢が良くなり外見も良くなってきます
デメリット
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費用がかかる
自費診療なので保険適用になりません。
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モチベーションで結果が左右される
装置を使っている間に矯正機能が発揮されるため十分な治療効果を得るためには日中一時間以上と夜間就寝時の装着が必要となります。
マイオブレスについて
マイオブレス・システムは、早期予防矯正治療で、悪い歯並びの根本的原因に働きかけることを目的としています。ほとんどの場合、抜歯やブラケット矯正を行わずに自然な成長と発達を実現します。治療に最適な年齢は3~15歳で、口内に装着する取り外し可能な一連の器具を1日1時間と夜間就寝中に装着します。
治療の流れ
カウンセリング
お子様の歯並びへの不安やご希望を詳しくお伺いし、歯の状態を確認し治療の要否を判断します。
難症例と判断される場合は、この治療を専門的に行っているドクターと協議したうえで治療の要否を決定していきます。
検査
レントゲン撮影(パノラマ)、歯型取り、口腔内写真、顔の写真、全身写真など、診断・診療計画を立てるために必要な検査を行います。
治療計画立案
採得した資料を用いて治療計画を立案し提案・説明させていただきます。
その際にどのような装置を使うか、期間はどれほどかかるか、費用はどれほどかかるか、治療のゴールをどこに設定するか等を共有していきます。
治療計画に納得していただいた場合にのみ契約を行い治療を開始いたします。
治療開始
一ヶ月おきに経過観察とトレーニング及び指導を行っていきます。
装置は必要に応じて交換してきます。
基本はマウスピースとトレーニングのみで加療していくことが多いですが、それだけでは成長・発育が見込まれない場合は拡大床を用いて成長・発育のサポートをしていきます。
※装置の紛失は装置代としてマウスピースは11,000円、拡大床は25,000円がかかりますので、無くさないようにお気をつけください。